2022年3月 6日 (日)

対局場から信濃川沿いの遊歩道を15分ほど歩くと、「みなとぴあ」の愛称で親しまれている新潟市歴史博物館があります。敷地内には五大港(函館、横浜、神戸、長崎、新潟)のうち唯一、開港当時の姿のまま現存する国指定重要文化財の「旧新潟税関庁舎」など、歴史ある建造物が立ち並んでいます。

A7306042(旧新潟税関庁舎)

A7306056 (旧第四銀行住吉町支店ビル)

A7306083

A7306052(新潟市歴史博物館)

A7306079_2(新潟市歴史博物館の館内では企画展が定期的に開催されており、2月11日から3月27日までは「にいがた幕末の絵師」の作品が展示される)

A7306071A7306063

A7306073

A7306080

(玉響)


20220306_64図は持ち駒の銀を3八に打った局面。ここで永瀬王座は▲4四銀と「両取り逃げるべからず」で踏み込みました。以下△2九銀不成と進み、局面はもう終盤戦です。

A7306148

A7306126

(玉響)

15時になり、両対局者に午後のおやつが出されました。メニューは渡辺棋王が「ロールケーキ、ホットコーヒー」。永瀬王座が「フルーツ盛り合わせ、ホットコーヒー(2つ)」です。永瀬王座のフルーツ盛り合わせのなかには、新潟県産で1本1000円ほどの高級バナナ「越後バナーナ」が入っています。

A7306164_2 (渡辺棋王のメニュー)

A7306173_2 (永瀬王座のメニュー)

A7306184(越後バナーナは皮ごと食べられる)

※対局者と同じメニューを注文して撮影しております

(玉響)

A7306157

本局の対局場である新潟グランドホテルは、1972年に創業、87年に宴会棟を新築してリニューアルオープンされました。棋王戦五番勝負では毎年恒例となっている対局場で、国の重要文化財である萬代橋のほか、柳都大橋、朱鷺メッセなどの景観を望むことができます。

A7306094(萬代橋。対局場のホテルからこの橋を渡ると……)

A7306154_2 (新潟日報メディアシップがある)

【新潟グランドホテル】
https://www.ni-grand.co.jp/

(玉響)

20220306_50_212時、この局面で永瀬王座が42分使って昼食休憩に入りました。消費時間は、☗永瀬1時間22分、☖渡辺1時間9分。
昼食注文は、渡辺棋王が「和ごころ点心」、永瀬王座が「和ごころ点心、ミニデザート抹茶アイス・ホットコーヒー」です。永瀬王座は、辛味やわさびを抜くように注文しました。対局は13時に再開されます。

A7306103_2 (和ごころ点心)

A7306123 (永瀬王座が注文した「ミニデザート抹茶アイス・ホットコーヒー」)

※対局者と同じメニューを注文して撮影しております

(玉響)