対局当時はABEMAの中継もあります。
解説者は森内俊之九段と戸辺誠七段、聞き手は貞升南女流二段と野原未蘭女流初段。
【番組ページ】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DBKehvLazbRgQF
(牛蒡)
対局当時はABEMAの中継もあります。
解説者は森内俊之九段と戸辺誠七段、聞き手は貞升南女流二段と野原未蘭女流初段。
【番組ページ】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DBKehvLazbRgQF
(牛蒡)
対局当日、新潟日報社のサイトで、現地から大盤解説ライブ中継が行われます。
以下のURLから(3月5日13時、中継開始予定)ご覧いただけます。
視聴は無料。ただし「新潟日報パスポート」への会員登録(同じく無料)が必要です。
解説は高見泰地七段。聞き手は山口恵梨子女流二段。
【第3局 大盤解説会ライブ中継】
https://www.niigata-nippo.co.jp/list/movies/kiosen-live
(牛蒡)
渡辺明棋王に藤井聡太竜王が挑戦する、第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負。藤井竜王の2連勝で第3局を迎えました。3月5日に新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で指されます。第3局の主催は新潟日報社です。
第3局の先手は藤井竜王。対局開始は9時。持ち時間は4時間。立会人は深浦康市九段。記録係は廣森航汰三段(中座真七段門下)。現地大盤解説会(申し込みは終了)の解説は高見泰地七段。聞き手は山口恵梨子女流二段。
棋譜コメントは銀杏、ブログ更新は牛蒡が務めます。よろしくお願いします。
【第3局中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/48/kiou202303050101.html
渡辺棋王と藤井竜王、対局関係者は北國新聞会館で行われる、第27回北陸ジュニア棋王戦の開会式に出席しました。北陸ジュニア棋王戦は北國新聞社が主催する大会で、多くの子どもたちが腕を競います。渡辺棋王と藤井竜王、田中寅九段は開会のあいさつを行いました。(渡辺棋王)
「1局指すと、1つ新しい知らなかったことを覚えることができると思います。負けても今日はいろいろ覚えて強くなったなと思って、今後も続けていっていただきたいと思います」(藤井竜王)
「私も子どもの頃、こういった大会によく参加していました。大会ですと普段、対戦できない相手ともたくさん対戦できるので、非常にわくわくした気持ちだったことを覚えています」(田中寅九段)
「皆に1つだけ約束してほしいことがあります。将棋の世界はどんなに頑張っても、どちらかが必ず負けます。その負けたときがいちばん大切です。すごくつらいことですが、正々堂々と一生懸命やって自分が負けたと分かったら、相手にしっかり『負けました』と言いましょう。勝ったほうは、相手に対して一局の将棋を一緒に楽しめた感謝の気持ちを『ありがとうございました』と言いましょう」
(こどもたちの対局を見守る対局者)
以上で金沢対局の中継ブログを終了します。
ご観戦、誠にありがとうございました。
(書き起こし=飛龍、撮影=武蔵)
□藤井聡竜王のインタビュー
ーー序盤について
激しい展開になって、かなり判断の難しい局面だった。
ーー昼食休憩明け▲6八銀(61手目)で長考された。あのあたりの心境は
▲6八銀のとき、△2四飛のような手も考えた。本譜△4九飛は△4五銀の狙い。ただ、▲4四香と打たれて、銀出のタイミングがないのでは失敗したかもしれない。結果的に、よくないほうを選んでしまった。
ーー△8六竜(74手目)について
互いに大駒が取られそうな形でどう判断するかわからなかったが、▲7八金(79手目)と立たれたのが見えておらず、竜がかなり狭い形になり苦しいのかなと。
ーーねじり合いが続く長期戦。どのような思いで指されていたか
竜を引いたあたりは駒損で苦しい。決め手を与えず粘れるかと。
ーー優勢を意識したのは
△6三玉(98手目)と逃げたところで自玉が安全になり、好転したのかなと。ただ、そのあとも最後まではっきりとはわからなかった。
ーー一局を通して
5七玉型が珍しく、こちらがその弱点を突けるか、手厚くされるか際どいところだった。本譜はうまく手厚い形にされ、もっと工夫が必要だった。
ーー次局に向けての抱負
スコアは意識せず、全力を尽くして指せれば。
(敗れた渡辺明棋王は、あとがなくなった)
■渡辺棋王のインタビュー
ーー中盤の入り口、△5四銀(46手目)で長考された。▲2四歩のときの心境は
いくと激しくなるが代案も難しく、成算はなかったが決戦に踏み込むのはやむを得ない。
ーー決戦にいくまでは予定だったか
午前の長考のあとは予定でなかった。どれくらい均衡が取れるかと考えていた。
ーー▲4八金(67手目)では▲2四歩も検討されていた
▲2四歩はもちろんある手だが、少し足りないように思っており、▲4八金で粘り気味に指そうかなと。
ーー一局を振り返って
午後に入ってからとても難しい将棋だった。局面が一段落したところで、一気に攻めていったのがよくなく、息長く指すべきだった。
五番勝負第2局は132手で藤井竜王の勝ちとなりました。終局時刻は19時27分。消費時間は▲渡辺3時間59分、△藤井3時間57分。五番勝負は藤井竜王の2勝0敗となり、渡辺棋王をカド番に追い込みました。第3局は3月5日(日)に新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われます。
(飛龍)