2010年2月27日 (土)

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(終局を確認できず、対局室前の廊下でそわそわする報道陣。対局室に入っていた観戦記担当・本間六段によれば△8八銀不成が指された直後に佐藤九段は投了していた)

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(終局が確認でき、さっそくインタビューが始まった)

(翔)

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棋王戦五番勝負第2局は、82手まで久保棋王の勝ちとなりました。投了図は先手玉に△7七銀不成と△9七銀打の詰めろが掛かっており、受けなし。後手玉は7四の銀が手厚く詰みません。
消費時間は佐藤3時間59分、久保3時間53分。第3局は3月7日に新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われます。

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井道女流初段「先生! 飛車を打ちましたよ!?」
橋本七段「飛車!? これは△3二歩としたら何があるんでしょう? うーん…いやぁ…」
(しばらくして)
お客さん「先生、△3二歩に▲2八飛成としたらどうなるんですか?」

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橋本七段「ほぉ、飛車成りですか。しかしそれは…あ、いやそうか。全部取れるんですね。△7九金▲同金△9九銀▲同玉△7九飛成には▲8九金。なるほど。こんな手があるんですね」
井道女流初段「佐藤先生らしい手ですね」
橋本七段「え? そうですか?」
井道女流初段「すっ、すみません」
橋本七段「いえいえ。でも佐藤先生らしいというよりは淡路先生(淡路仁茂九段)らしい手ですね。不倒流。先ほど▲2八飛成と言われた方はどなたですか? プロ編入試験を受けませんか?(笑)」

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(満員の大盤解説会場)

橋本七段「では△3一金と寄るのはどうでしょうか。▲5三桂が気になりますが」

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(控え室にはないが、大盤解説会場には対局室を横から見るモニターが設けられている。緊張感漂う終盤戦)

(翔)

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【チャット解説より】
千葉五段「△5九飛はシンプルな手ですね。私は現在は後手持ちです。先手はどこかで▲3三歩成が入らないと、勝てないと思います」
大平五段「一段目で△9九銀狙いでした。ここで▲5三桂は△7九金で負けなので、何か技が必要な感じです」

控え室でも先手に手段がないか探しています。つまり後手良しと見られています。

(翔)