2016年2月20日 (土)

金沢市は石川県の中央南部に位置する県庁所在地。西は日本海に面し、東には白山山脈があります。江戸時代には加賀藩の城下町として発展しました。土塀のある武家屋敷跡や入り組んだ街路、「加賀百万石まつり」といった行事に、その面影を残しています。伝統的な美術工芸が盛んで、金箔、加賀友禅、加賀蒔絵漆器、九谷焼、大樋焼、桐工芸などが有名。高湿な気候は箔打ちや漆塗りに適しており、中でも金箔は全国の生産量の99パーセントを占めています。古くから茶の湯の文化が発展してきたことから、京都市、松江市と並んで和菓子どころとして知られています。

金沢市での棋王戦開催は15年連続。近年は北國新聞会館が対局場として使われています。

【金沢市公式ホームページ いいね金沢】
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/

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(金沢市役所。2014年撮影)

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(北國新聞会館)

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後手番の佐藤八段が得意の横歩取りに誘導すると、先手番の渡辺棋王はそれに応え、▲3六歩(図)で態度を明らかにしました。「青野流」と呼ばれる積極的な作戦です。橋本八段は「渡辺棋王は斬り合いに強い、佐藤八段はねじり合いに強い」と両者の棋風について話し、村山七段は「詰みまで研究していそうな形ですよね。渡辺棋王は斬り合いに持ち込みたいから、この選択をしたのだと思います。佐藤八段はあまり突き詰めて研究するタイプではないと思います」と話しました。互いに相手のことをよく知っているだけに、作戦選択にも駆け引きがあります。

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(控室では、観戦記を担当する鈴木宏彦さんに村山七段が解説中)

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朝、対局室に続々と関係者が集まります。記録係の梶浦四段は駒を磨いていました。佐藤八段は8時50分、渡辺棋王は53分に入室。両者一礼して、対局の準備が始まりました。

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