2020年12月28日 (月)

渡辺明棋王の挑戦権をかけて争う挑戦者決定二番勝負は第1局を糸谷哲郎八段が制し、第2局を迎えました。勝者が挑戦権獲得となる大一番です。広瀬八段が勝てば自身2回目の棋王挑戦権を、糸谷八段が勝てば初の棋王挑戦権を獲得します。12月28日(月)10時に対局開始。対局場は「東京・将棋会館」。持ち時間は各4時間。先後は第1局と同じく振り駒によって決定されます。
中継担当は棋譜コメントが文、ブログが生姜です。よろしくお願いいたします。

本局の模様はABEMAで生中継されます。解説はありません。

【[情報LIVE]第46期棋王戦挑戦者決定戦第二局 広瀬章人八段 対 糸谷哲郎八段】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DQHwyd4P8ZdNJs

(生姜)

2020年12月18日 (金)

Dsc_66851 (難解な将棋を競り勝って、挑戦権獲得に望みをつないだ糸谷八段)

Dsc_66881 (敗れた広瀬八段)

Dsc_66951

Dsc_67001

Dsc_67081

Dsc_66971

以上で本局の中継は終了です。ご観戦ありがとうございました。挑戦者決定二番勝負第2局は、12月28日(月)に東京・将棋会館で指されます。

(睡蓮)

20201218j図は19時10分頃の局面。▲4六銀が後手玉の上部を押さえる好手で、糸谷八段が勝ちに近づいているようです。以下(1)△5六銀は▲5三角成△同玉▲5二飛から詰みですし、(2)△4六同銀も、▲同金が▲5三角成△同玉▲5二飛からの詰めろになります。

Dsc_66731 (糸谷八段。第2局が見えてきた)

(睡蓮)

20201218i図は18時40分頃の局面。▲4五歩は▲5二角成までの詰めろで、後手はぴったりした対応が難しそうです。△5六角▲6七金△4五角と持ち駒の角を使って4五歩を消す順は考えられますが、そこで▲4六香が先手の好打になります。糸谷八段が頭一つ抜け出しているのかもしれません。

Dsc_66581 (糸谷八段)

Dsc_66771 (控室には、日本将棋連盟常務理事の鈴木大介九段が姿を見せている)

(睡蓮)