1筋の逆襲 午前中から目が離せない展開になっています。先手の主張点である1筋を渡辺明棋王が逆襲しにいきました。▲1四同歩△1七歩▲2七銀と進んでいます。 代えて▲1七同香は1八に隙ができると判断したのでしょう。少し悔しい銀打ちですが、この端攻めが成立すると先手はそれまでの構想が何だったのかということになってしまいます。早くも勝負どころのようです。 (朝の糸谷八段) (生姜)
本日の北國新聞 控室には本日の北國新聞が用意されています。本日の将棋観戦記は第46期棋王戦本戦3回戦の▲本田奎五段-△飯島栄治七段(段位は当時)戦です。後藤元気さんによる執筆で、渡辺明棋王が訪れたエピソードが記されていました。 (中盤戦の難しい攻防の最中で思わず「ふふっ」となる小話があった) (生姜)
戦型は角換わり後手早繰り銀 注目の戦型は角換わりになりました。先手は1筋を突き越して早々にポイントを挙げます。このまま長引けば先手が有利になりそうです。そうはさせじと、渡辺明棋王は△7三銀から急戦の気配を漂わせました。 10時ごろの局面。後手は早繰り銀で攻撃を開始しました。ここまでの消費時間は△渡辺明棋王9分、▲糸谷八段は26分です。両者とも想定していた進行かもしれません。 (朝の渡辺明棋王) (生姜)
朝の様子 (立会人の深浦九段と記録係の宮原三段が先に入室。両対局者を待つ) (8時42分、糸谷八段が到着した) (8時48分、渡辺明棋王も到着) (一礼を交わす。8時51分に対局準備が整った) (生姜)