2019年2月 2日 (土)

対局室に先に姿を見せたのは広瀬竜王。8時44分の入室でした。1分ほどして渡辺棋王が入室。両者一礼して渡辺棋王が駒箱を開け、対局の準備が始まります。駒を並べ終えると、立会人の中村修九段が「第1局ですので、振り駒を行います」と告げました。振り駒の結果はと金が3枚。第1局は広瀬竜王の先手に決まりました。

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現地大盤解説会

日時

 2月2日(土)13時半~

場所

 北國会館10階「香林坊プラザホール」

入場料

 2,000円

解説・聞き手

 糸谷哲郎八段、中村桃子女流初段

問い合わせ

 北國新聞社事業局
 TEL 076-260-3581(平日10時~18時)

Hokkoku


中原十六世名人の第44期棋王戦第1局解説会

日時

 2月2日(土)15時50分開場 16時開始~終局まで(予定)

場所

 新城子供将棋教室内(JR南武線・武蔵新城駅徒歩1分)

入場料

 一般2,500円、高校生以下2,000円、いずれも記念品付き
 途中「懸賞次の一手」出題あり
 限定20名

解説者

 中原誠十六世名人

駒操作

 山本博志四段

問い合わせ

 天秤座
 TEL 044-766-3795

Shinjo

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2019年2月 1日 (金)

対局者が明日に備えて会場を去ったあと、関係棋士が明日の見どころについて語りました。中村修九段は「これから何十年と続いていくであろう戦いの第1章。とても楽しみ」、糸谷八段は「戦型は角換わり、変化するなら矢倉。早繰り銀が見られると予想」、中村桃女流初段は「第1局なので振り駒にも注目を」。前夜祭は盛況のうちに終了しました。

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両対局者に花束贈呈があった後、インタビュー形式でトークが進みました。明日への意気込みについて、渡辺棋王は「開幕局は気持ちが昂ぶる。ファンの皆さまの期待に応えられるような将棋を指したい」、広瀬竜王は「1日制のタイトル戦は初めて。朝からエンジン全開で、挑戦者らしく思い切りぶつかりたい」とそれぞれ語りました。

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19時、金沢ニューグランドホテル4階「金扇」で前夜祭が始まりました。乾杯のあとには対局者の直筆サイン色紙の抽選会が行われ、当選したファンには対局者から色紙が手渡されました。

主催者挨拶

 北國新聞社 砂塚隆広 常務取締役

主催者挨拶

 日本将棋連盟 井上慶太 常務理事

乾杯

 北陸放送 田谷陽司 事業局担当局長

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(砂塚常務取締役は「棋王戦は第22期からずっとここで対戦していただいている」と長い歴史があることを語った)

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(井上常務理事は「二冠の可能性がある2人。熱戦を期待したい」とあいさつ)

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(乾杯の音頭は田谷事業局担当局長が取った)

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17時30分ごろから、北國新聞会館で検分が行われました。対局時の環境に問題がないかを両対局者が確認します。駒は日本将棋連盟石川県支部連合会の塩井一仁理事から提供されたもので、用意された2組から雅峰師作、水無瀬書の盛上駒が選ばれました。

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両対局者は金沢駅に移動後、バスで金沢ニューグランドホテルに向かいました。16時30分から関係者を集めての顔合わせ会が行われ、渡辺棋王と広瀬竜王は明日の食事とおやつを注文していました。

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第44期棋王戦五番勝負が開幕を迎えます。6連覇中の渡辺明棋王に挑戦するのは、棋王初挑戦の広瀬章人竜王。渡辺棋王が連覇を伸ばすか、広瀬竜王が奪取して二冠となるか。注目の第1局は2月2日(土)、石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます。

立会人は中村修九段、記録係は宮田大暉三段(杉本昌隆七段門下)。現地大盤解説会の解説は糸谷哲郎八段、聞き手は中村桃子女流初段。持ち時間は各4時間。第1局は振り駒を行います。

インターネット中継は棋譜・コメント入力を八雲、ブログを文が担当します。

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