大盤解説会場へ 「△9七歩と、端しか攻めるところがなかったですね。攻めが続くのは続くとは思いましたが、速度計算が難しかったです。まあ最後の全力で指したいと思います」(久保棋王)「113手目、6三と寄では▲6三銀成でしたね。5四に駒が打てませんから。ただ厳密に言えば負けですね。しかしこうして勝負するしかなかったですね。第5局は自分の力を出し切って指せればと思います」(佐藤九段)2階解説会場へ姿を表した両対局者は、大きな拍手で迎えられた。 (吟)