西川和宏四段「△5六歩ですか。▲同歩に△5五歩ですね。こちらの方が飛角の働きがよく、本筋という気がします」
大石直嗣四段「△3一角~△7二飛の構想も考えられましたが△5六歩でしたか。▲同歩なら△5五歩と合わせるか、△6五銀とぶつけるのではないでしょうか」
西川四段「△6五銀ですか。過激ですね。▲同銀△9九角成▲8八銀△9八馬▲8六角(参考図)で次に▲7七角を見てどうでしょう」
大石四段「なるほど、踏み込みすぎですか。穴熊らしい展開というのもありそうですけど」
西川四段「確かに穴熊らしい展開ではありますね」
(翔)