第1局始まる、振り駒で先手は佐藤棋王 五番勝負第1局がいよいよ始まった。振り駒。記録係りの都成竜馬三段が佐藤棋王側の歩を五枚とって、振り駒用に用意した布に散らばす。先手・後手を決める将棋方式だ。結果、「歩」が五枚で佐藤棋王の先手となる。一枚は、今回、公開対局となっている壇上から、勢い余って落ちてしまったが、振り駒に影響はない。 佐藤棋王が、初手76歩、挑戦者の久保八段が34歩。その後、久保八段のゴキゲン中飛車とし、対する佐藤棋王は、船囲いで対抗する形となった。