(室田伊緒女流二段)
――対戦相手の印象
室田 九州にお仕事にいったとき、強い子がいるということで名前は知っていました。居飛車党でよく勉強されていて、形勢を悪くしても粘り強く指すという印象です。
――本局の振り返り
室田 途中は全然分からなくて……最後も詰み筋が見えるまではちょっと。80手目△4五金を打たれたところで詰む詰まないを考えましたけど、難しすぎて本当に勝っているのかよく分かっていませんでした。どこかで△7一歩は常に気にしていましたけど、すぐに打たれるのかどうか。最後まで難解だったと思います。
――本戦への抱負
室田 どなたに当たっても強敵が続きます。その中で、持ち時間が3時間の将棋が指せるのはうれしいですね。じっくりと考えたいほうですので。
――ファンに向けて
室田 せっかく本戦入りしたので、一局一局大事に指していきます。
以上で本局の中継を終了致します。ご観戦いただきまして、誠にありがとうございました。次回は6月27日(木)の鈴木環那女流二段-伊奈川愛菓女流初段戦です。どうぞお楽しみに。






▲室田-△松下アマ戦は16時4分、101手で室田女流二段の勝ちとなりました。消費時間は▲室田2時間45分、△松下アマ2時間35分(持ち時間各3時間、チェスクロック使用、切れたら1手60秒未満の着手)。勝った室田女流二段は本戦進出を決めました。
ここで▲4五同馬△同歩▲4四歩△3三金に▲4三桂(変化図)が厳しいと棋士室ではいわれています。以下△6二歩で先手の攻めを遅らせようとしても、続く▲5三銀が△9七角成を許さない追撃だということです。15時20分、室田女流二段が30分以上の長考に沈んでいます。果たして踏み込むのか、それともここまでの流れに沿って守るのか。
