2021年8月27日 (金)

Joryu_ouza20210827010196▲加藤桃-△里見香戦は96手までで、里見女流四冠の勝ちとなりました。終局時間は15時48分で、▲加藤2時間57分、△里見2時間9分(チェスクロック使用)。勝った里見女流四冠は、次戦で伊藤沙恵女流三段-山口恵梨子女流二段戦の勝者と、タイトル挑戦権を懸けて争います。

Joryu_ouza20210827010180上図は9三のと金を払った局面です。△5八とからの寄せが見えていますが、攻め急がずに、と金を払って自玉を安全にしました。里見女流四冠が反撃の種を摘み取る丁寧な指し回しを見せています。
086(2期連続での挑戦権獲得を目指す里見女流四冠)

Joryu_ouza20210827010165上図は先手が端に手をかけた局面です。ここから△4七銀成▲9四歩△9八歩▲同香△9七歩▲同香△9八金(下図)と進みました。
Joryu_ouza20210827010172飛車が下段から動くと、△2九飛成が生じます。端を攻められていますが、里見女流四冠は反撃のチャンスと見ているのかもしれません。この局面で加藤女流三段は残り時間が1時間を切りました。
077(どちらの攻めが速いか)

Joryu_ouza20210827010160ここまでの消費時間は、▲加藤1時間25分、△里見1時間34分。上図は1五にいた角を成り込んだ局面です。▲4八同金△同とで損な取り引きですが、そのあとの△2八飛成~△5八金が速そうです。勝負どころといえる局面を迎えています。
088(優劣がはっきりしそうな局面。抜け出すのはどちらか)