端を突破 今井女流初段が野原女流二段の動きをとがめて端の突破に成功しました。先手は▲4五歩と突いて攻め合いに持ち込みたいのですが、玉の安定度に差があって厳しい情勢です。後手は緩まず攻めて押し切りたいところ。今井女流初段は残り1時間を切り、野原女流二段は約1時間多く残しています。限られた時間でうまく着地できるかの勝負になりそうです。
強気の打開 手待ちを繰り返して千日手の可能性が高まったと思われたところで、▲8五桂(図)と目の覚めるような一手が飛び出しました。桂のタダ捨てです。△8五同桂に▲8六歩で取り返す筋があるとはいえ、先に桂損するリスクは相当なもの。強気の打開が奏功するのか、それとも無理がたたってしまうのか。気の抜けない展開になりました。
手詰まりの気配 じりじりとした渋い動きが続いています。上図から▲2九飛△5三銀▲4九飛△4二銀と進み、同一局面に戻ってしまいました。同一局面が4回出現すれば千日手成立で指し直しです。指し直し局は先後を入れ替えるため、千日手は後手にとって成功。先手の野原女流二段が打開するかどうか、注目です。
対局再開 12時40分、対局が再開されると野原女流二段は飛車を一つ引きました。嵐の前の静けさのようで渋い応酬が続きます。野原女流二段が扇子を開くと、「温故知新」の文字。藤井聡太名人の揮毫扇子を使っていました。