加藤女流四段リードで終盤戦 時刻は14時20分過ぎ、図は8七の銀で7六の歩を払った局面です。この手が▲2三歩からの寄せを見てピッタリ。60手目付近では山根女流三段に盛り返したという評判でしたが、現在は加藤女流四段が再び流れを引き寄せたようです。 (苦戦を強いられている山根女流三段だが、どこに活路を求めるか)
昼食休憩 12時、この局面で山根女流三段が14分使って昼食休憩に入りました。消費時間は、▲加藤28分、△山根1時間30分。昼食注文は加藤女流四段が月替わりBセットの「豚の冷しゃぶ特製胡麻だれ」(紫金飯店)、山根女流三段が「ゴーヤーチャンプル」(鳩やぐら)。対局は12時40分から再開されます。 (手番の山根女流三段側から撮影) (加藤女流四段の手元にある扇子) (山根女流三段の扇子と懐中時計)
早くも先手よしに 戦型は後手雁木。それに対して先手が速攻を仕掛ける将棋になりました。図は▲7三歩と垂らした局面ですが、東京で対局立会人を務めている川上猛七段は「先手よし」の断を下しています。加藤女流四段は図まで10分ほどしか消費していません。手慣れた様子で指し進めています。 (加藤女流四段)