遠い美濃囲い 鈴木女流二段が△5二金寄(図)と寄り金取りを受けた局面で、室田女流初段が時間を使っている。駒割りは先手が角を取れば、▲角△金桂の二枚換えで後手がやや駒得。しかし馬が守りに利いた美濃囲いはとにかく遠く、後手から先手陣に迫る手段がない。しばらくは先手が一方的に攻める展開が予想される。先手は駒も豊富で攻めが切れる心配も少なく、後手は耐えてチャンスを待つことになる。後手にとってはつらい展開だ。
3期連続の本戦なるか 鈴木女流二段は前期の一次予選で北尾まどか女流初段(現女流二段)と対戦。一手損角換わりから右玉に構え、先手の攻めに対しうまくカウンターを合わせた。 二次予選では長谷川優貴女流二段と対戦した。長谷川女流二段の角交換振り飛車に対し、飛車先を保留して玉頭位取りで対抗した。難解な中盤、終盤を制したのは鈴木女流二段。2期連続の本戦進出となった。 ※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。
初の二次予選 室田女流初段は前期の一次予選で山田久美女流三段と対戦。本局と同じく中飛車からの対抗形になった。相穴熊から室田女流初段は玉頭で盛り上がっていく趣向を見せたが、飛角のさばきが思うようにいかず苦戦に陥った。結果は敗れて一次予選敗退。 今期の一次予選は黄晟佳アマを破り、枠抜けの一番で野田澤彩乃女流1級と対戦。石田流から強襲をかけてそのまま攻めきった。 ※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しています。