和田女流二段が▲５三桂不成とした局面です。２九の桂をリズミカルにさばきました。まさに天使の跳躍です。先手は玉のナナメのラインが開いたものの、遠さは健在で、和田女流二段が優勢になりました。

（巧みな攻めを披露して優位を築いた和田女流二段）

後手の久保女流２級が△８五桂と跳ねました。次に△９七桂成▲同銀となれば先手玉のナナメのラインを開けることができます。ラインが開くと３三角のにらみが強力になり、後手も戦えそうです。

（３三角のラインを生かして反撃に転じた久保女流２級）

12時40分、対局が再開しました。

（前傾姿勢の両者）

（馬を作ってペースを握った和田女流二段）

（反撃に転じたい久保女流２級）

（午後の対局室）

12時、この局面で久保女流２級が10分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲和田38分、△久保１時間18分。昼食の注文は和田女流二段がrico curryの日替わりカレー（ビーフと夏茄子、トマトのスパイスカレー）、久保女流２級がきつねうどん（ほそ島や）です。対局は12時40分に再開します。

（昼食休憩中の銀沙）

（昼食休憩中の盤面。手前が先手の和田女流二段）

（先手の王将）

（後手の玉将）

（消費時間を表示するタブレット）

（静寂な対局室）