終局直後、両対局者にインタビューが行われました。
【福間女流王座インタビュー】
―― 序盤から激しい展開でしたが、銀交換された辺り(31手目)の形勢判断はいかがでしたか。
「居玉なので、ポイントを稼いでから囲える展開にできたらなと思っていました」
―― 全体を振り返っては、どのような将棋だったでしょうか。
「動いていってから、常に自玉は意識する展開にはなっていたのですけど。囲える展開になって、模様が少しいいのかなと思っていました」
―― 手応えを感じた局面はどの辺りでしたか。
「と金が間に合う展開になった(72手目)ので、その辺りです」
―― これで2連勝で、あと1勝で防衛となります。次局への抱負をお願いします。
「次局も先後が決まっているので、全力を尽くせるように頑張りたいと思います」
【西山女流二冠インタビュー】
―― 一局を振り返って、どんな将棋でしたか。
「銀が向かい合う形で。少し、こちらの大駒の効率が悪いので、どこかで手を作っていけるような展開にしたかったのですが。本譜も、そういうつもりで考えていたのですけれど。進んだところで思わしくないのかというところで、そこからは結構悲観していました」
―― これで2連敗となりましたが、その受けとめと、次局への抱負をお願いします。
「あまり勝敗のことは気にせず、変わらずやっていけたらなと思います」



