2026年6月23日 (火)

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今井女流初段が野原女流二段に勝ちました。終局時刻は15時11分。消費時間は▲野原女流二段1時間40分、△今井女流初段2時間48分。千日手模様から野原女流二段が果敢に打開しましたが、冷静にとがめた今井女流初段が押し切りました。今井女流初段は本戦進出です。

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今井女流初段が野原女流二段の動きをとがめて端の突破に成功しました。先手は▲4五歩と突いて攻め合いに持ち込みたいのですが、玉の安定度に差があって厳しい情勢です。後手は緩まず攻めて押し切りたいところ。今井女流初段は残り1時間を切り、野原女流二段は約1時間多く残しています。限られた時間でうまく着地できるかの勝負になりそうです。

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手待ちを繰り返して千日手の可能性が高まったと思われたところで、▲8五桂(図)と目の覚めるような一手が飛び出しました。桂のタダ捨てです。△8五同桂に▲8六歩で取り返す筋があるとはいえ、先に桂損するリスクは相当なもの。強気の打開が奏功するのか、それとも無理がたたってしまうのか。気の抜けない展開になりました。

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じりじりとした渋い動きが続いています。上図から▲2九飛△5三銀▲4九飛△4二銀と進み、同一局面に戻ってしまいました。同一局面が4回出現すれば千日手成立で指し直しです。指し直し局は先後を入れ替えるため、千日手は後手にとって成功。先手の野原女流二段が打開するかどうか、注目です。

12時40分、対局が再開されると野原女流二段は飛車を一つ引きました。嵐の前の静けさのようで渋い応酬が続きます。野原女流二段が扇子を開くと、「温故知新」の文字。藤井聡太名人の揮毫扇子を使っていました。

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12時、野原女流二段が6分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲野原女流二段36分、△今井女流初段1時間23分。出前の注文は野原女流二段がキーマカレー小盛り(rico curry)、今井女流初段がオムハヤシ(LAITIER)。対局は12時40分に再開されます。

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後手番の今井女流初段が雁木模様に構えると、野原女流二段は▲9六歩(上図)と趣向の駒組みに出ました。飛車先交換を防ぐなら▲7六歩△4四歩▲7七角という順がありました。本譜は力戦形に持ち込んで飛車先交換を誘っています。

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今井女流初段は誘いに乗らず、穏やかに駒組みを進めました。双方似た布陣ですが、囲いの柔軟性では先手がまさり、▲5九角~▲2六角と角をスムーズに活用できることが主張です。後手は角をどう使うかが序盤の課題になりそうです。

リコー杯第16期女流王座戦二次予選、野原未蘭女流二段と今井絢女流初段の一戦を中継します。勝者は本戦進出が決まります。
対局は6月23日(火)、東京・将棋会館「香雲」で10時開始。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒未満の秒読み。先後は振り駒で決定します。

【主催:リコー】
https://www.ricoh.co.jp/

【主催:日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/

【特別協力:日本経済新聞社】
https://www.nikkei.com/