2023年7月18日 (火)

Joryu_ouza2023071801015212時、図の局面で渡部女流三段が約15分考えて、昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡部57分、△山口1時間2分。昼食注文はともになし。対局は12時40分から再開されます。

Dsc_6496(対局室で渡部女流三段が考えていた)

Joryu_ouza20230718010147戦型は相掛かりになり、力戦形から渡部女流三段が▲4五歩と仕掛けました。
(1)△3三角は▲4四歩でつながります。△同角は▲同角△同銀▲4一角から馬を作ればよく、△同銀と変化して▲4五歩△5三銀▲3三角成から角交換になるためやはり▲4一角が成立します。
(2)△5五歩は▲同角だけでなく、▲7七桂△8三飛▲5五角でも後手の指す手が悩ましいでしょう。
実戦は(3)△5三角と受けました。2筋の歩が浮くので意外な対応です。▲2四飛も気になりますが、▲4四歩なら△同銀▲4五歩△3三銀と辛抱するのでしょうか。

Dsc_6474(攻め将棋の渡部女流三段。うまく戦端を開いた)

リコー杯第13期女流王座戦は、本戦1回戦が進行中。7月18日(火)は渡部愛女流三段-山口恵梨子女流二段戦を中継します。
対局開始は10時、対局場は東京・将棋会館「飛燕」。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)で、使いきると1手60秒未満での着手となります。
勝者はベスト8入りし、野原未蘭女流初段-大島綾華女流初段戦の勝者と対戦します。

本局の中継は紋蛇が担当します。よろしくお願いします。

Dsc_6447(本日の千駄ヶ谷は真夏の日差しで、朝から蒸し暑い。予想最高気温は36度)

2023年7月14日 (金)

Img_0514 武富女流初段は早めに盤の前に戻っていた。

Img_0519 上田女流四段は再開の1分前に着座。

Img_0520 再開が告げられると武富女流初段はすぐに△7三桂を着手。

Img_0522 上田女流四段が棋士の顔になった。

Img_0526 武富女流初段は鋭い眼光で盤をにらむ。

Joryu_ouza2023071401014712時、図の局面で武富女流初段が8分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲上田49分、△武富1時間9分。昼食の注文は上田女流四段が「玉子とじうどん」(ほそ島や)、武富女流初段が「うな重(小)」(ふじもと)。対局は12時40分に再開します。

Img_0510 休憩中の対局室。

Img_0511 休憩時の盤面。

振り駒で上田女流四段の先手番に決まり、対局は定刻の10時に始まりました。

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Img_0503 上田女流四段の初手は▲7六歩。

Img_0506 武富女流初段は△8四歩と応じた。

Joryu_ouza2023071401012210時20分頃の局面。
先手は角道を止めない三間飛車の作戦。後手は△4四銀と上がって堅く囲う雰囲気を見せています。