▲大島-△千葉戦は、大島女流初段得意の角換わり腰掛け銀になりました。図は41手目▲8八玉の局面。
下図は56手目△3三銀まで。後手陣がまったく同じ形で、千葉女流四段が手待ちを繰り返していることがわかります。
一方、大島女流初段は5六の銀をいったん6七に引いて、5筋の歩を伸ばしてから▲5六銀と戻っています。これで攻撃力を高めて▲4五桂と局面を動かしました。後手陣が低く、一気に崩すことは難しいため、先手は少しずつポイントを稼ぐ指し方が求められそうです。
(大島女流初段は得意の角換わり腰掛け銀を用いた)