感想戦の様子。

本戦出場を決めた渡部女流三段。

55手目▲８五桂がミスだったと香川女流四段。代えて▲７四歩△同歩▲８五桂なら△８四飛がなく、先手が指しやすい情勢だった。指した直後に気が付いてがっくりしていたという。

感想戦は序中盤を中心に25分ほど行われた。

98手で、山口恵女流二段が石本女流二段をくだしました。終局時刻は15時１分。消費時間は▲石本２時間39分、△山口１時間40分（チェスクロック使用）。勝った山口恵女流二段は、８期連続11回目となる本戦進出を決めました。

114手まで、渡部女流三段が香川女流四段を下しました。終局時刻は14時52分。消費時間は、▲香川１時間41分、△渡部２時間29分。
勝った渡部女流三段は本戦に進出しました。

図は▲石本－△山口恵戦の14時45分頃の局面。石本女流二段の玉は受けが難しくなっています。終局が近そうです。

（山口恵女流二段）

14時30分頃の局面。
激しい攻め合いが続いていましたが、現状は後手が抜け出して優位に立ったと見られています。先手も必死の防戦を見せており、まだまだ油断はできないところ。渡部女流三段が、ここで決め手を繰り出せるかどうか。注目です。

図は▲石本－△山口恵戦の14時過ぎの局面です。山口恵女流二段が豊富な戦力を生かして相手玉に迫り、終盤戦に入ろうとしています。形勢はやはり山口恵女流二段がよさそうです。石本女流二段としては、攻めに対応しながら持ち駒を蓄えて、反撃のチャンスを待ちたいところといえます。

（石本女流二段）

図は▲石本－△山口恵戦の13時20分頃の局面です。昼食休憩明けから山口恵女流二段がうまく攻め手を作り、馬を相手陣に侵入しつつ駒得することに成功しています。形勢は山口恵女流二段がよくなっていそうです。

（山口恵女流二段）

（再開直前の対局室）

（石本女流二段）

（手番の山口恵女流二段は、再開の時刻になってもすぐには指さなかった）

12時40分、対局が再開されました。

再開時の様子。

香川女流四段は再開後も動かず。勝負どころのようだ。

（12時５分頃の飛燕の間。山口恵女流二段と石本女流二段は、まだ盤の前にいた）