2022年12月20日 (火)

202212206012時、図の局面で加藤女流三段が8分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲加藤47分、△里見55分。昼食の注文は加藤女流三段が「うな重セット、肝吸」(ふじもと)と「ホット宇治抹茶豆乳ラテ」、里見女流王座が「なべ焼きうどん」(ほそ島や)と「ホットロイヤルミルクティー」。対局は13時に再開します。

Img_4089 うな重セット、肝吸。

Img_4086 なべ焼きうどん。

Img_4091 ホットロイヤルミルクティー(左)、ホット宇治抹茶豆乳ラテ。

202212205611時20分頃の局面。
控室では立会の野月八段と新聞解説の瀬川六段が検討しています。
「形勢はまだ何とも言えませんが、先手は成銀を作ったのが手厚く、これは加藤さん好みの展開だと思います。いま打たれた△6九角は手厚くされる展開を嫌って勝負にいった手です。少し無理をしている感じがするので、先手がこの角にうまく対応できれば、というところだと思います」(瀬川六段)

Img_4080 検討の様子。

両対局者には対局開始時から飲み物が出されています。注文は、加藤女流三段が「アイスルイボスティー」、里見女流王座は「アイスロイヤルミルクティー」です。

Img_4073 左がミルクティー、右がルイボスティー。

本局の模様はリコー杯女流王座戦YouTubeチャンネルでライブ配信されています。使用しているカメラはリコー製の360度カメラ「Ricoh THETA Z1」。再生画面を動かすことができ、文字通り360度の画角でご覧いただけます。

【360°カメラLIVE配信】
https://www.youtube.com/watch?v=w6k8gQwAIRY

Img_3980_2 里見女流王座の前方にあるのが360度カメラ。この位置から対局室のすべてを見渡せる。

Img_4025 駒を並べ終えて対局開始を待つ。

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Img_4051 定刻の10時に対局が開始された。

Img_4054 加藤桃女流三段の初手は▲2六歩。

Img_4059 里見女流王座は△3四歩と応じた。

Img_4066 報道陣がいる間にどんどん手が進んだ。

202212204510時30分頃の局面。すでに45手まで進んでいる。先手は穴熊に、後手は高美濃囲いに組んだ。

2022年12月19日 (月)

里見香奈女流王座に加藤桃子女流三段が挑戦する第12期リコー杯女流王座戦五番勝負は、里見女流王座が2勝1敗と防衛に王手をかけて第4局を迎えました。
対局は12月20日(火)、東京・将棋会館で行われます。持ち時間は各3時間。昼食休憩は12時から13時まで。14時におやつが用意されます。先手番は加藤桃女流三段です。
本局の立会人は野月浩貴八段、記録係は伊藤明日香女流初段が務めます。日本経済新聞の新聞解説は瀬川晶司六段、観戦記は馬上勇人さんが務めます。

【リコー】(主催)
https://www.ricoh.co.jp/
【日本経済新聞】(特別協力)
https://www.nikkei.com/
【リコー杯女流王座戦YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/@user-gh4mc2wy7b/streams

本局の中継は棋譜コメントを紋蛇、本ブログを八雲が担当します。
どうぞよろしくお願いいたします。

2022年12月13日 (火)

A7303149(終局後は主催紙インタビューが行われた)

A7303182_2【勝った里見女流王座の談話】

――一局を振り返って
里見「序盤で調子よく攻める展開にできたかなと思います」

――途中で清麗戦第2局と同じ局面になりました
里見「難しいと思いますが、こちらの方針が分かりやすいという気がしていました」

A7303248【敗れた加藤女流三段の談話】

加藤「攻められる展開は覚悟していましたが、途中で見落としがありました。その前に修正するか、駒組みの段階で考えなければいけなかったかもしれません」

――見落としというのは、▲5三歩(55手目)のことでしょうか
加藤「そうですね。痛すぎました」