じっくりと指す 図は31手目▲6六角の局面。加藤女流三段は右銀を3五まで繰り出して右辺は十分な形です。そこで、攻めをいったんやめて▲6六角から▲8八銀~▲7七銀として上部を厚くしました。その間、上田女流四段も△8二銀から△7一金と固めて強く戦えるようになりました。双方主張のある進行といえます。 (3筋方面でポイントを挙げてじっくりと指す方針の加藤女流三段)