おはようございます。第12期リコー杯女流王座戦（主催・株式会社リコー、特別協力・日本経済新聞社）の本戦１回戦より、山口恵梨子女流二段－渡辺弥生女流初段の一戦を中継します。対局は７月25日（月）に東京・将棋会館で行われ、10時開始。持ち時間は各３時間（チェスクロック使用）。使いきると１手60秒未満での着手。先後は振り駒で決定します。
【主催＝株式会社リコー】
https://www.ricoh.co.jp/
【特別協賛＝日本経済新聞社】
https://www.nikkei.com/
（今朝の東京は快晴）
（局後の感想戦の様子）
（苦しい将棋を玉頭からうまく手をつけて逆転した矢内女流五段）
（途中までは手厚く指し進めていたが……）
本局の中継ブログは以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。
144手で矢内女流五段が勝ちました。終局は17時16分。消費時間は両者３時間。勝った矢内女流五段は西山朋佳白玲・女王と２回戦を戦います。
（終局直後）
（準々決勝に進出した中澤沙耶女流二段）
（敗れた加藤結李愛女流初段）
（感想戦が行われている）
（撮影：吟）
以上で本局の中継を終了いたします。ご観戦ありがとうございました。
東京・将棋会館で行われていた▲加藤結李愛女流初段－△中澤沙耶女流二段は98手で中澤女流二段が勝ちました。
終局時刻は16時18分。消費時間は、▲加藤結３時間０分、△中澤２時間35分（持ち時間各３時間、チェスクロック使用、使いきると１手60秒未満の秒読み）。
勝った中澤女流二段は準々決勝に進出。次戦は加藤桃子清麗と対戦します。
図は先手が▲５六歩と受けたところ。後手の２枚の角筋を止め、効率がいいです。先手がはっきり優勢と見ていい局面になっています。
（室谷女流三段は勝って、２回戦では同じ大阪狭山市出身の西山朋佳白玲・女王とぶつかることになるか）
図は▲加藤結－△中澤戦の14時半ごろの局面。先手が駒得しましたが大駒の働きが悪く、５六の拠点が大きい後手が優勢に立っています。
（再開時の中澤沙耶女流二段。吟撮影）
図は再開直後の局面。
加藤女流初段は、３五にいた銀を４六に引きました。
上図で中澤女流二段が30分の長考で、△４五歩。以下▲同銀に△５五歩（下図）と進みました。
先手の銀を呼び込んでおいてから反撃に出ました。４五銀がいなくなると、弱くなった角頭を△５六歩と攻められる形です。今度は加藤女流初段が考えています。
（再開時の加藤結李愛女流初段。吟撮影）
(対局が再開され、▲５七銀を指す室谷女流三段）
（▲５七銀に△３四銀と立ち、３筋の位を支えた矢内女流五段）
（再開から▲５七銀△３四銀と２手進みました）
12時40分に対局が再開しています。
（中澤沙耶女流二段）
（加藤結李愛女流初段）
（対局室の様子）
（撮影：吟）