2020年9月14日 (月)

記者会見

17時30分、東京・将棋会館2階「研修室」で、西山女流王座、里見女流四冠の記者会見が行われました。

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――まずは里見さんに挑戦権を獲得した感想と五番勝負への抱負をお願いします。

里見「今日の将棋は力戦系になりまして、難しかったと思いますが、まずまず力を出し切ることができたかなと。今期は本戦からの参加でした。苦しい将棋もあって、運も幸いして挑戦者になることができました。西山さんと昨年に続いて五番勝負を戦いますが、しっかり調整していい状態で臨み、一生懸命頑張りたいと思います」

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――続いて西山さんに五番勝負の抱負をお願いします。

西山「今年は里見さんと必ずどこかでタイトル戦でやることになるだろうと思っていました。今回、特殊な状況下ではありますけども、いつも以上に内容に注目していただけるシリーズになると思いますので、始まるまでにできるだけ実力を伸ばせるように頑張って当日を迎えたいと思っております」

――お二人は四冠と三冠でタイトルを分け合っている状況ですが、相手のことをどう考えていますか。

西山「タイトルを分け合っている状況ですが、まだまだ実力不足だと思っておりますので、肩書きに恥じないようになるのが目標です。里見さんはいわずと知れた絶対王者。将棋を観戦していても勉強になることが多くて、刺激をいただいております」

里見「西山さんはいっぱい勝たれている方ですし、前期タイトル戦で戦ったとき、自分のほうが力が不足していましたので、強敵ではありますが、状態を良くして挑みたいです」

Dsc_0219(古島正・株式会社リコー執行役員から花束を受け取った両対局者)