2020年7月28日 (火)

里見香奈女流四冠
(里見香奈女流四冠は逆転勝ちで2回戦進出)

中澤沙耶女流初段
(中澤沙耶女流初段は優位に立つも決めきれなかった)

里見女流四冠

中澤女流初段

感想戦
(感想戦の様子)

以上で本日の中継を終了いたします。次回は7月30日(木)、本戦1回戦より鈴木環那女流二段-石本さくら女流初段をお送りいたします。本日はご観戦ありがとうございました。

投了図

▲里見香-△中澤戦は、141手で里見女流四冠が勝ちました。終局時刻は17時4分。消費時間は▲里見女流四冠3時間0分、△中澤女流初段3時間0分(チェスクロック使用)。勝った里見女流四冠は、次戦で鈴木環那女流二段-石本さくら女流初段戦の勝者と対戦します。

△5五歩

▲里見香-△中澤戦は、86手目△5五歩まで進みました。本譜、里見女流四冠の▲4六金~▲7七歩は実戦的な指し回し。▲5七飛の活用が実現したことで、難解な形勢になっています。果たして最後に競り勝つのはどちらでしょうか。

残り時間は▲里見女流四冠1時間2分、△中澤女流初段3分です。

里見女流四冠

▲1四歩

時刻は15時を回りました。▲里見香-△中澤戦は、図の▲1四歩の局面で中澤女流初段が30分を超える長考の沈んでいます。先ほどまでは振り飛車ペースで進んでいましたが、いまは逆に居飛車に流れが傾いているようです。候補手は△3三桂や△6四歩など。2四の桂が働く展開になれば、はっきり後手がリードを奪えそうです。

中澤女流初段

△1五歩

▲里見香-△中澤戦は、里見流四冠の攻めがひと息つき、中澤女流初段に反撃の手番が回りました。図の△1五歩は美濃囲いに迫る端攻めで、▲同歩と取ると△1七歩▲同香△1六歩で、後手の厳しい攻めが続きます。

中澤女流初段
(端攻めで戦果を挙げにいく中澤女流初段)