2019年8月28日 (水)

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感想戦は1時間ほど行われました。

西山女王の挑戦者決定戦への抱負は、以下の通りです。
「久しぶりのリコー杯女流王座戦の挑戦者決定戦になります。皆様が色々と舞台を整えてくださるので緊張する大一番になると思いますが、その空気に飲まれないようにしたいですね。練習を積み重ねて、挑戦者決定戦までに準備を整えて、力を発揮できるように頑張りたいです。応援してくださる皆様の気持ちに応えられるように、いい将棋を指したいと思います」

※この写真の撮影には、PENTAX K-3 を使用しております。

Joryu_ouza20190828010187急転直下、昼食休憩後に形勢が大きく傾き、先手が大優勢になっています。▲5三歩の局面は、△同銀は▲同桂成△同飛▲5四銀、△9二飛は▲6四銀。いずれも先手の角のラインが止まらないため、後手は受けがなくなります。

昼食休憩開けに見せた、西山女王の巧みな攻めをご紹介しましょう。
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△2五歩と歩を取ったのに対し、▲2三歩が筋。△同金直は玉のコビンが開いて、さらに▲2四歩△同金▲1三銀や▲1三歩成△同香▲同香成△同桂▲3三銀と迫られてしまいます。実戦は△2三同金右でしたが、▲2四歩△同金▲3一銀の割り打ちが生じました。

Joryu_ouza20190828010177▲3一銀以下△4一飛▲2二銀成△同玉▲5五銀。

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玉の引きずり出してから▲5五銀が絶品。角のラインが強烈で、△同銀▲同角△4四銀は▲4二歩△同飛▲5三銀が決め手になります。西山女王が筋を組み合わせて、一気にリードを奪いました。

Imgp2090(昼食休憩開けの西山女王。チャンスを見逃さず、一気に攻めて優位を築いた)

※この写真の撮影には、PENTAX K-3 を使用しております。

Joryu_ouza2019082801016612時、西山女王の手番で昼食休憩に入りました。消費時間は、▲西山1時間2分、△加藤56分。昼食注文は西山女王が冷やし中華(ほそ島や)、加藤桃女流三段がチキン照り焼き弁当と納豆(鳩やぐら)。対局は12時40分から再開されます。

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西山女王の中飛車に対し、加藤桃女流三段は急戦模様から角道を止めて、穴熊を目指しました。後手の主張は、先手が木村美濃にしたので銀冠に組み替えにくい、6筋で銀が向かい合えば先手から動きにくいことでしょうか。かなり趣向を凝らした作戦です。

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図は11時30分過ぎの局面。西山女王は玉の回りの金銀をうまく集めています。後手は6四の銀をどう使うかが課題です。

Dsc_0694(朝の加藤女流三段。凝った作戦を採用した)

対局室には西山女王、加藤桃女流三段の順に入室しました。駒箱を開けたのは、上座の西山女王です。西山女王の力強い駒音に対し、加藤桃女流三段がそっと並べるのが印象的でした。

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Dsc_0689(西山女王の振り歩先で振り駒が行われ、歩が3枚。西山の先手が決まった)