(加藤女流2級は粘り強い指し回しを見せたが、及ばなかった)(終局後は本局について口頭で簡単に振り返るのみで、感想戦は行われなかった)
【山田女流四段のインタビュー】
――本局を振り返ってください
山田 中盤、角銀交換になったあたりは指せていたはずですが、そこからがおかしかったですね。81手目で▲2四歩から攻めていったのがよくなかったのだと思います。馬の捕獲から粘り強く指されてわからなくなってしまいました。勝ちになったと思ったのは、本当に最後の詰みが見えたところです。
――これで本戦入りです。意気込みなどはいかがでしょうか
山田 最近は若い方と対戦する機会が多いですが、見ている方が面白いと思ってくれるような将棋が指せればと思います。
――ファンの皆さまにひと言お願いします
山田 今月16日に、女流棋士45周年記念パーティーが都内で行われ、ほとんどすべての女流棋士が参加します。次回の記念パーティーはさらに5年後になるので、この機会を逃すことのないよう(笑)、皆さまでぜひともお越しください。