2018年11月 7日 (水)

前夜祭(4)

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(参加者向けの抽選会のプレゼンターは両対局者)

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(里見香奈女流王座)

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(清水市代女流六段の腕に提げられているのは、抽選会でプレゼントされるトートバッグ。今日の昼に高知城で撮影された対局者ツーショット写真を、前夜祭会場で展示されている布地に印刷できるプリンターで印刷している)

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(清水女流六段が参加者にプレゼントを渡す様子を、里見女流王座が見守っている)

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(里見香奈女流王座の挨拶)

「師匠の森(けい二)九段が高知県出身で、高知には11歳の頃から合宿などで来ております。対局者として、昨年に引き続いてこの場所にくることができて大変うれしく、幸せだなと実感しております。それもひとえに皆様のお力添えがあったことだと感謝しております。明日は全力で頑張りたいと思います」

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(清水市代女流六段の挨拶)

「皆さまのご声援をいただきまして、本当に胸がいっぱいになっております。先ほど里見女流王座が『明日は全力で頑張りたい』とおっしゃっておりましたが、(里見女流王座のほうを向いて)全力じゃなくていいから。私は全力以上の、120パーセントの力で頑張りたいと思っております。
以前、高知にきたときは『高知空港』でした。今日、空港に着くと『高知龍馬空港』に。龍と馬、将棋愛好者としては大変うれしい空港に立たせていただいて、これも何かのご縁、こういった場所で大きな対局を指させていただけることを幸せに感じております。
なかなか対局や仕事の場では、観光する時間がないのですが、今回は高知城の天守……の近くまで行かせていただきました。石段を上がりまして高知城に向かっていると、段々と息切れがしてまいりまして。『これはいかん、挑戦者なのにこんなところで息切れするなんて』と思って、ふと里見女流王座を見ると、立ち止まって膝をさすっておられたので『あ、これはちょっといい勝負かな』と一瞬思いました。さらにその先を見ますと、背筋をピンと伸ばして颯爽と登っておられる淡路九段の姿がありました。さすが立会人。先輩の姿を大変頼もしく思いました。淡路先生といえば『不倒流』。倒れないということで大変有名です。明日は淡路不倒流を見習いまして、私も倒れないように、しっかり最後まで立っていられるように、自分らしい将棋を出し切れるように務めたいと思います」