111手まで、清水市代女流六段が勝ちました。終局時刻は17時38分。消費時間は、▲清水2時間59分、△岩根2時間59分。勝った清水女流六段は挑戦者決定戦に進出しました。
2018年8月27日 (月)
中盤の勝負どころ
対局再開
昼食休憩
12時、この局面で清水女流六段が5分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲清水33分、△岩根1時間11分。昼食の注文はどちらもありません。対局は12時40分に再開します。
昼食休憩中の対局室では、岩根女流三段が考えていた。
※この記事の写真は、リコーイメージング株式会社のPENTAX K-3 で撮影しました。
対局開始までの様子
準決勝 清水市代女流六段-岩根忍女流三段
第8期リコー杯女流王座戦は、いよいよ準決勝が行われます。本局は清水市代女流六段-岩根忍女流三段戦が行われます。対局は東京・将棋会館にて10時開始。持ち時間は各3時間、先後は振り駒で決定します。
中継は八雲が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
2018年8月22日 (水)
感想戦
岩根女流三段、ベスト4に進出
後手、反撃に出る
午後に入ってから先手が猛攻を浴びせていましたが、飛車を取り合って先手の攻めが一段落したのが図の局面。室田女流二段はここで△8八飛と打ち、攻め合いを目指しました。
局面を整理すると、駒割りは後手の桂得。その代わりに、玉形が安定していることと馬を作っていることが先手の主張です。この一連のやり取りはどちらが得をしたのでしょうか。
(室田女流二段)
※Photoes with PENTAX K-3
対局再開
12時40分、対局が再開されました。
岩根女流三段は再開後もさらに3分考え、▲9五歩と指しました。35手目▲8四歩は飛車先の歩を交換するための突き捨てでしたが、▲9五歩は開戦の合図といえるでしょう。本格的な戦いが始まりそうです。
(再開直後の銀沙。このあと岩根はほどなくして▲9五歩を着手した)
(岩根女流三段)
※Photoes with PENTAX K-3