2018年6月19日 (火)

山田久女流四段のインタビュー

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――本局を振り返ってください

山田 序盤の駒がぶつかったところから難しい将棋でしたが、積極的に指せたのがよかったと思います。たとえば△6五桂(38手目)とか、地味ですけど△7五歩(40手目)とか。△3二銀と締まりたいのですが、攻めの手のほうが価値が高いと判断しました。

――どのあたりでよくなったと感じましたか

山田 △8九飛(44手目)で少し指しやすいと感じました。本譜はこちらだけ香が手に入る形になりましたので。

――これで本年度は負けなしの4連勝です

山田 私は連勝連敗型なので、あまり浮かれず、気を引き締めていきたいと思います。

――本戦入りを決めての感想をお願いします

山田 8期目にして初めて本戦に入れました。出来すぎだと思っていますが、(この勢いを)もう少し続けられたらいいなと。

――ファンの皆さまにひと言お願いします

山田 いつもリコー杯女流王座戦をご覧いただきまして、ありがとうございます。本戦も長い戦いですので、引き続きご観戦いただければと思います。本日はありがとうございました。