2017年12月 8日 (金)

20171208d対局再開直後に加藤女王が▲5五銀と取って、局面は中盤戦に移りました。対する里見女流王座は、△3五歩と薄くなった桂頭に狙いをつけました。

20171208_hikaesitu3 (千葉幸生六段が検討に加わる。夫人の千葉涼子女流四段はニコニコ生放送で聞き手を務めている)

※この記事の写真はPENTAX K-3で撮影しました。

20171208_tokutai5 (13時に屋敷九段が「再開の時刻となりました」と告げる)

20171208_kato3 (対局再開直後に加藤女王が▲5五銀と歩を取る)

20171208_satomi4(里見女流王座)

※この記事の写真はPENTAX K-3で撮影しました。

対局者の昼食は、加藤女王がうな重梅のご飯少なめ(ふじもと)、里見女流王座は山かけそば(みろく庵)です。

20171208_unaju (加藤女王の昼食)

20171208_yamakake1 (里見女流王座の昼食)

※この記事の写真はPENTAX K-3で撮影しました。

20171208c

図の48手目△1二香の局面で12時となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲加藤1時間4分、△里見42分。
対局は13時再開です。

20171208_yashiki (立会人の屋敷伸之九段が検討・解説している)

20171208b

屋敷九段「▲7八金(45手目)には△5二金だと思いますが、▲5五銀や▲5五金を警戒しなくてはいけないですね」(棋譜コメントから)

※この記事の写真はPENTAX K-3で撮影しました。

20171208a

10時に開始された対局は、里見女流王座のゴキゲン中飛車に加藤女王が超速3七銀戦法から居飛車穴熊に囲いました。
図は10時10分ごろの局面。早いペースで進みましたが、それもそのはず、図の34手目△7二金の局面は第2局と同じだからです。互いに自信のある将棋だったのでしょう。第2局は加藤女王の勝ち。敗れた里見女流王座が工夫するか、加藤女王が改良手を出すか注目されます。

20171208_satomi3 (里見女流王座はゴキゲン中飛車を毎局用いている)

20171208_satomi (駒を並べる里見香奈女流王座)

20171208_kato_2 (加藤桃子女王)

20171208_kato2 (加藤女王が初手▲2六歩を指す)

20171208_satomi2 (里見女流王座が4手目△3三角を着手)

20171208_asa (定刻10時に対局開始)