2017年11月11日 (土)

自信の表れ

62 図は14時20分ごろの局面。里見女流王座がじっと△1四歩と突き出したところです。控室では脇・日本将棋連盟常務理事が「え、端を突いたの」と驚くと、安用寺六段は「自信の表れですね」と述べました。また山崎八段は「へたをするとひどい緩手になりえますが、大丈夫と里見さんは見ているんですね」と心情を推測しました。加藤女王は次の手を考慮中、残り1時間を切りました。里見女流王座はまだ1時間58分残しています。ただし、形勢の優劣は定かではないようで、その差は大きなものではなさそうと控室では見られています。

Photo_141 (朝の里見女流王座。端歩は自信の表れだろうか)