83手で香川女流三段が制した。終局時刻は15時25分。消費時間は▲香川女流三段1時間51分、△里見女流初段2時間13分。勝った香川女流三段は室谷由紀女流二段-カロリーナ・ステチェンスカ女流1級戦の勝者と準々決勝を戦う。
2017年7月20日 (木)
▲塚田-△鈴木 懐の深い受け
▲塚田-△鈴木戦、鈴木女流二段が4二にいた角を5一に引きました。先手の▲7三銀と打ち込む筋を緩和しています。場合によっては、後手玉が5二から4二、3三というルートで、上に逃げられるようにもなりました。すぐには効果が出ないかもしれませんが、終盤に利いてくるであろう、懐の深い受けです。
図の局面で、先手の塚田女流1級が30分以上の考慮をしています。手を渡されてみると、攻めの継続が難しいようです。
(朝の鈴木女流二段)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。
▲香川-△里見咲 戦い激しく
△6六歩と垂らした手に対して、▲5六歩と突いたのが図の局面。△4四銀▲6六飛に△4五銀や△2五歩が進行の一例だ。また△4四銀には▲7四銀と出る手も考えられる。いよいよ局面が激しくなってきた。
(昼食休憩再開後に撮影。▲5六歩と突いて、本格的な戦いが始まりそうだ)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
▲塚田-△鈴木 戦線広がる
▲香川-△里見咲 対局再開
▲塚田-△鈴木 対局再開
▲香川-△里見咲 昼食休憩
▲5六銀に里見女流初段が11分使って昼食休憩。消費時間は▲香川女流三段55分、△里見里見女流初段43分。対局は12時40分に再開される。
(昼食休憩中の銀沙。奥が里見女流初段。手前が塚田女流1級)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
▲塚田-△鈴木 昼食休憩
▲塚田-△鈴木 塚田仕掛けるか
▲塚田-△鈴木戦、11時頃の局面。戦型は相矢倉になりました。
先手は▲6六銀と出ています。矢倉囲いを崩す銀の進出なので、持久戦にはしづらくなります。急戦を挑むつもりなら、ここ数手で▲4五歩と突いていくことになりそうです。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。
▲塚田-△鈴木 対局開始
(後手の鈴木女流二段。▲2六歩△3四歩▲7六歩に△4四歩と角道を止めた)
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影いたしました。