2017年7月25日 (火)

37kk▲加藤-△甲斐戦は図の局面まで前例がありました。今年4月、両者の初対戦となった第39期女流王将戦本戦。107手で加藤女王が勝ちました。当時は図で△6二飛でしたが本譜は△6六歩。以下▲6八金引で甲斐女流五段が手を止めています。


Dsc_1358 (甲斐女流五段が先に工夫を見せた)

Dsc_1347 (受けて立つ加藤女王)

2017年7月24日 (月)

Img_6787感想戦は先手が飛車角交換したあとの局面を中心に行われた。

Img_6792上田女流三段は、途中からリードを広げ、終盤は危なげなく押しきった。

Img_6800角を切るタイミングを逸したのが痛かった、と清水女流六段。

Img_6806

Img_6796感想戦は16時15分に終了した。

本局の中継は以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。

Joryu_ouza20170724010184図は14時過ぎの局面。
後手は桂香得で、自陣の遊び駒の銀も前線に繰り出しました。先手も盤面左側で好形を築いていますが、駒損の不利の代償を得ているとまではいいがたいところ。いまのところ、流れは後手にあると見てよさそうです。

Img_6772対局再開前、上田女流三段は背筋を伸ばして再開時刻を待つ。清水女流六段は優雅な所作でお茶を口にした。

Img_6776_2

Img_6774

Img_6781対局が再開されると、清水女流六段はすぐに▲6七金右を着手。

Img_6783それを見た上田女流三段がぐっと前傾姿勢を強めた。

Joryu_ouza2017072401015612時0分、この局面で清水女流六段が6分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲清水56分、△上田47分。昼食の注文は上田女流三段が「冷やしたぬきうどん」(ほそ島や)、清水女流六段は注文ありません。対局は12時40分に再開します。