強烈な踏み込み 図の1手前、△5八歩の評判がよく、検討陣は「先手も簡単ではないか」と話していました。また、図では△6四同角が予想されていましたが、実戦の進行は△5九歩成。8筋に壁銀を抱えているにもかかわらず、6筋のコビン攻めを手抜くとは驚きです。後手の踏み込みは成立しているのでしょうか。今後の進行に注目です。 (盤の前で考える西山三段=12時38分に撮影)