A図は▲３六銀として、働きに乏しかった２五の銀を活用した局面です。

10手進んだ局面がB図です。２五にいた銀が大活躍しています。

この写真の撮影には、PENTAX K－3 II  を使用しております。

15時頃、山根女流初段の攻めを里見香女流四冠が防ぐ形で戦いは進行しています。図から△３三角には▲５四馬△５六銀▲７七金寄で先手よし。以下△６五銀には▲６三歩があります。

（朝の里見香女流四冠）

14時30分、▲上田－△香川戦は図の局面を迎えました。図から△７七角成▲同桂△７九角▲５八飛に△２五金と出る筋が目につきます。以下▲２六歩には△同金▲同銀△同飛▲２七歩に、△５七角成▲同飛△４六飛の十字飛車があります。香川女流三段の指し手が待たれます。

56手で貞升女流初段が制した。終局時刻は14時31分。消費時間は▲山口52分、△貞升２時間34分。

西山三段が流れるような攻めを見せています。図の△４四銀に▲９五歩△同歩▲同香が好手でした。

端攻めの狙いは▲９四歩と▲９六桂。後手は両方を受けることはできません。

実戦は△９四歩▲９六桂△７五角▲同飛△８六飛。中村女流三段は角を捨てる勝負手を放ちました。

後手は瞬間的に角桂損。回復するには、かなり厳しい攻めを繰り出さないといけません。

（昼食休憩時の中村女流三段）

（対局再開後、里見香女流四冠はすぐに着手）

先手は指したい手が多く、後手は動き方が難しいといわれています。また、２四角・３三桂は５筋から殺到するための布陣ですが、先手はそれに備えています。棋士室では先手持ちとの見解です。

 （山根女流初段はどのような構想で戦うのか）

（険しい表情で盤上を見つめる上田女流三段）

（昼食休憩再開後、△６二金を着手する香川女流三段）

（両者とも前傾姿勢で盤上に視線を落とす）

(伊藤女流二段）

(里見女流１級）

（対局再開直後の様子）

この写真の撮影には、PENTAX K－3 II  を使用しております。

（対局再開前）

（中村真女流三段。長考の気配だった）

（対局再開直前の山口女流二段）

（対局が再開されると盤上に手を伸ばして、▲５三銀成を着手した）

（▲５三銀成に時間を使う貞升女流初段）

　
※撮影には、PENTAX K-30 を使用しています。