2016年7月27日 (水)

20160727b_412時、この局面で香川女流三段が8分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲上田女流三段が34分、△香川女流三段が1時間2分です。対局は12時40分に再開されます。

Dsc_6438(昼食休憩中の局面。手前が先手の上田女流三段)

Dsc_6442(香川女流三段側から見た▲6四歩)

Dsc_6436(手書きの棋譜用紙)

Dsc_6445(昼食休憩中の雲鶴)

Joryu_ouza201607270101_3612時、図の局面で里見香女流四冠が2分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲里見香50分、△山根53分。昼食の注文は里見香女流四冠がきつねうどん、山根女流初段の注文はありませんでした。対局は12時40分に再開します。

Img_1041_h_ban(昼食休憩時の盤面)

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(昼食休憩時の芙蓉の間)

Joryu_ouza20160727050126△4六歩に山口女流二段が9分使って昼食休憩。消費時間は▲山口女流二段27分、△貞升女流初段1時間21分。対局は12時40分に再開される。

Dsc_0050 (先手の山口女流二段側から見た盤面。5四の銀が当たっている局面で昼食休憩)

Dsc_0047 (手前が本局が行われている飛燕。奥の銀沙では里見咲紀女流1級が盤に向かって考えていた)   

20160727anishiyamanakamura23▲西山-△中村真は相三間飛車。西山三段が▲7九角と引いたのは、右銀を4六に繰り出して3五歩を狙う構想でした。

20160727anishiyamanakamura35さらに右銀も参加させ、全力で大駒を押さえ込もうとしています。

20160727anishiyamanakamura39▲1五歩は6分の考慮でした。西山三段は空中分解する危険をものともせずに攻めています。

Dsc_5824 (朝の西山三段。B面攻撃に出た)

20160727a_4図の局面は、伊藤女流二段が▲2四歩と突き捨てた局面です。対して△2四同飛は、▲同飛△同歩▲2三飛が厳しい一手となります。早めに突き捨てることにより、場合によっては△1三角▲2四歩に△2四同角などの変化を未然に防ぐことができます。

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(駒を並べる伊藤女流二段)

Imgp0950(駒を並べる里見咲女流1級)

この写真の撮影には、PENTAX K-3 II を使用しております。

Joryu_ouza201607270101_26里見香女流四冠の初手▲5六歩~▲5八飛~▲5五歩に対して、山根女流初段は△5二飛と受けました。11時10分頃、図の局面で里見香女流四冠が25分の熟考に沈んでいます。先手は▲6六角~▲7七桂の駒組みや、▲2六歩~▲2五歩の攻めがあります。後手は△5四歩と仕掛けにくい形だといわれています。

Img_1034_kaisimae (対局開始の一礼を交わす両者)

Img_1036_1teme_sato (里見香女流四冠、初手▲5六歩)

Img_1037_2teme_yamane (初手を見て、しばし考える山根女流初段)

Joryu_ouza20160727050121_2戦型は角換わりになった。先手の山口女流二段が積極的に2枚の銀を繰り出す。

Dsc_0002 (開始前、駒袋を開ける山口女流二段)

Dsc_0022 (本局の記録係は室谷由紀女流二段。室谷女流二段は21日に中井広恵女流六段に勝って、本戦2回戦進出を決めている。写真は開始前、振り駒を行っている様子)

Dsc_0043 (本局の対局室は「飛燕」。奥の「銀沙」では、同じリコー杯女流王座戦の伊藤沙恵女流二段―里見咲紀女流1級戦が行われている)