【伊藤沙恵女流初段の談話】
――香川女流王将は奨励会で切磋琢磨した間柄ですが意識されましたか。
「互いに手の内は知り尽くしていると思いますが、対局自体はいつも通りに臨みました」
――本局を振り返っていかがでしたか。
「本当に一手一手難しくて、全然分かりませんでした。△4四角(44手目)に▲5三桂成や不成の変化なら、あまり自信がありませんでした。本譜はと金を作られましたが、その後厳しい攻めがこないので」
――準決勝に進出しました。
「目の前の対局のことを考えるので精一杯です。一局一局ベストを尽くして力を出し切れるようにしたいと思っています」
本局の中継はこれで終了いたします。
ご観戦誠にありがとうございました。