【図】の局面で鈴木女流二段が17分考え、昼食休憩の時間になった。
一直線の攻め合いは自分の玉が薄いので分が悪い勝負と見たか、いったん後手が受けに回っている。
さて、ここで先手がどうするか。
単に▲4六角と角取りを避ける手や、▲8三銀と打ち込んで△4二飛▲9一角成△4八飛成▲8一馬(次に▲7一馬と金取りに寄る手が早い)と激しい攻め合いに出る手などが考えられるところだ。
ここまでの構図は、先手が攻め、後手が薄い玉形を上手くまとめきれるかといった勝負になっている。
昼食休憩までの消費時間は▲鈴木1時間20分、△伊藤29分。対局再開は13時。
(本日の千駄ヶ谷は、雨。将棋会館から新宿方向を見ると、普段は見える高層ビルの上部が曇っていて見えない)
※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。