2013年11月 1日 (金)

レセプション(1)

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(会場は2階『蓬莱の間』)

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(18時30分になり、第2局のレセプションが開会。両対局者が登壇)

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(開催の挨拶 株式会社リコー取締役専務執行役員 山下良則さま)

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(主催者挨拶 公益社団法人日本将棋連盟 会長 谷川浩司)

みなさまこんばんは。大勢の皆さまにお越しいただきありがとうございます。今期の五番勝負は加藤女流王座に里見女流三冠が挑戦されるという素晴らしい組み合わせになりました。先週行われた第1局は大熱戦でした。二人は本当に研究熱心でして、公式戦の記録係も積極的にとっていますし、それぞれ東京、大阪の将棋会館に毎日詰めかけて若手棋士、奨励会員と対局しています。二人はご存じの通り奨励会に入ってプロ棋士を目指しているわけですが、この姿勢を続ける限り、四段も決して夢ではないと思っています。二人はとても若いので、将棋ファンの方はご存じだと思うんですけども、こういった会に参加されるのが初めてという方は驚かれたかもしれません。将棋界は十代、二十代の若手の女流棋士が活躍して、新しいスターが誕生しております。これは加藤さん、里見さんといった強い棋士がいて刺激になっているというふうに思っています。若い二人にとっては大きな舞台で対局をすること、レセプションで皆さまと話をすること、すべてが大きな財産になると思います。実は第1局の前夜祭で羽生善治三冠と囲碁の井山裕太六冠の対談がありました。二人の話というのは加藤さん、里見さんの大きな参考になったのではないかと思います。勝負ですので決着は着くんですけども、この経験を財産にして成長していただければと思います。対局はあさっての日曜日ということで、前日に比べれば対局者も少しリラックスできているのではないかと思います。今日は多くの棋士が来ていますので、皆さまと和やかな時間を過ごさせていただければと思います。

(書き起こし=文記者)

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(乾杯の発声は立会人の屋敷九段)

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(「乾杯!」)