以上で本局の中継はすべて終了致します。
ご観戦いただきまして、誠にありがとうございました。
第２局は11月３日（日）に東京都の「明治記念館」で行われます。どうぞお楽しみに。
2013年10月26日 (土)
感想戦（２）
（感想戦は19時15分頃まで行われた）
感想戦（１）
終局後インタビュー
終局後は感想戦が行われる前に駒桜イベントの大盤解説会場に移動し、久保九段を交えてのインタビューが行われました。
（先勝した加藤桃子女流王座）
久保先生の将棋（１筋の端歩の交換がある前例）を参考にさせていただいたのですけれども、（形勢は）全体的に難しいのですけど少し悪いかなと思っていたのですが、△４二桂と打てて手厚くなったので、だんだん自信が出てきました。
（敗れた里見香奈女流三冠）
ちょっと所々何かありそうかなという局面があったのですけど、全体的に苦しめだったのかなと思います。それとチャンスを活かしきれなかったので……。次に気持ちを切り替えて頑張っていきたいと思います。
加藤女流王座、先勝（速報）
五番勝負第１局は、108手で加藤女流王座が勝ちました。終了時刻は18時２分。消費時間は両者２時間59分。第２局は11月３日（日）に東京都の「明治記念館」で行われます。
17時50分の控室の様子
（対局中さながらの真剣な表情）
形勢が大きく傾く
この△６六とが厳しい一着。「決め手」との声もあります。
▲６五歩△７五竜▲５五飛△３三角と進んで終局間際との声も。加藤女流王座は圧力勝ちを狙う体勢です。
後手やや指しやすい
17時15分頃の局面。途中までは先手持ちとの声が多かったですが、現局面は後手がやや指せていると言われています。またTwitter解説の高見四段は後手有利と、控室よりもさらに後手持ちの見解です。残り時間は▲里見14分、△加藤５分。加藤女流王座は常に腕組みをして考えていました。
駒桜イベントの様子（４）
（直筆色紙。現在は香川女流王将と長谷川女流二段が担当している）
（そして大盤解説は淡路九段と久保九段の師弟によるダブル解説。控室では「先手指しやすい」と見られていたため、こちらでもその見解から解説が始まった）
（師弟解説から10分ほどして、今度は清水女流六段が登場。関西では滅多にお目に掛かれないとあってか、将棋ファンから一斉にフラッシュがたかれた。解説内容はガラリと変わり、「後手が指せそう」という見解になりつつある）
16時20分の控室の様子
（控室の継ぎ盤前。先手側には東常務理事と久保九段）
（後手側には淡路九段と清水女流六段）
（継ぎ盤の様子。この局面ではないが、「ははー、これが久保流ですかーなるほど！」「師匠の絶大な信頼がありますね（笑）」などの軽快なやりとりを交えながら駒がせわしなく移動していた）