2013年7月 2日 (火)

096

098

(感想戦終盤は、両者とも表情が緩む場面が多く見られた)

104

(感想戦は18時過ぎに終了した)

本日はご観戦ありがとうございました。明日7月3日(水)は東京・将棋会館より本田小百合女流三段-伊奈川愛菓女流1級をお送りします。

Vk_94

▲島井咲緒里女流二段-△里見香奈女流四冠戦は94手で里見女流四冠の勝ちとなりました。終了時刻は16時32分。消費時間は▲島井2時間48分、△里見2時間10分(持ち時間各3時間)。里見女流四冠は2回戦で真田彩子女流二段-中倉宏美女流二段戦の勝者と対戦します。

Vk_82

里見女流四冠は△5六銀(80手目)と銀を捨てて△3七歩成と歩を成りました。これは▲3七同桂なら△3八歩▲2九金△4七角が詰めろ。手順は△2九飛成▲同玉△3九歩成以下で、美濃囲い崩しで習いある手筋を1つずらした形になっています。

放置しても△4七角が厳しく、局面は後手勝勢です。

Vk_76

図は▲3四香の金取りに△4二金寄とかわした局面です。先手は持ち駒がなく、これ以上の攻めは難しい状況です。後手がうまく攻めをいなしています。このあとは、飛車を取りに行く▲4二同龍△同金▲4九金打などが考えられます。

046

(再開直後。里見女流四冠は右手を座布団について考えていた)

Vk_61

図は島井女流二段が▲8二竜と、9一にいた竜を引いた局面です。次は▲3五歩△同銀▲4五香△3四金▲4三香成があります。

そこで里見女流四冠は△3五歩と辛抱。さらに▲8五竜の桂取りにも△6四歩と桂を守って手を渡しました。

Vk_64_2

次は△5九飛~△5七桂成や、△7七歩▲同桂△6六角の攻めがあります。

006

(対局開始時の島井女流二段)

Vk_57

図は島井女流二段が飛車を下ろした局面。一見先手陣には隙がないように見えますが、気持ちのいい桂跳ねがありました。

Vk_58

それが△6五桂。(1)▲同歩なら△8八角成と角をタダで取ることができます。(2)▲9一飛成には△7七歩▲同桂△6六角で攻めをつなげられると見ています。

ただ、実際に後手が指せるかと言われると疑問符がつきます。(2)▲9一飛成△7七歩▲同桂△6六角▲6五桂△8八角成▲5三桂成△同金▲3三歩(参考図)と進んだ局面は、先手の反撃が厳しく映ります。

Sankou

050

(記録係は藤田一樹二段。二次予選の▲島井女流二段-△船戸陽子女流二段でも記録係を務めた)

032

(二次予選はチェスクロック使用だったが、本戦はストップウォッチによる時間の計測。1手ずつ消費時間が記録される。島井女流二段は昼食休憩前に40分考えた)

040

(55手目▲4八金引を指す島井咲緒里女流二段)

042

(里見香奈女流四冠)

047

(ここからは休憩なしで終局まで指していく)