2013年6月14日 (金)

千葉女流四段ミニインタビュー

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―― 西山奨励会1級の印象と本局を振り返って頂いていかがだったでしょうか

千葉「基本的には西山さんの印象は前回対戦したときと変わってないです。線が太く大崩れしない、攻撃力がありそうといった印象です。本局はその攻撃力が出にくい形にできたのが良かったです。彼女の飛車回りが当たらない展開になったので」

―― 勝ちを意識した局面はどの辺りでしょう

千葉「△3三玉(118手目)と立って自玉が寄らず、西山さんの玉も入玉できそうにないので勝ちかなと感じました」

―― 本戦の意気込みをお願いします

千葉「持ち時間が長い棋戦の1つなので、じっくり考えることができるのは嬉しいですね。時間を使う方なので。勝ち上がれば強い人と指すことができますし、勉強になります」

―― インターネット中継を見ているファンの方に一言お願いします

千葉「女流棋士の中でも、じっくりと得を広げるような押さえ込む将棋で絶滅危惧種のような将棋なのですが(笑)。その辺りの駒組み勝ちを目指す序盤を楽しんで欲しいです」