2013年6月14日 (金)

1txt382txt63


12時10分となり昼食休憩に入った。消費時間は▲西山奨励会1級43分、△千葉女流四段1時間26分。
消費時間は▲北村女流3級1時間9分、△真田女流二段1時間ちょうど。食事の注文はなし。対局は13時に再開される。

『角には角』とは格言のひとつで、利きが強力な角の働きを弱めるには角を打つ手が有効になることが多いことを教えてくれています。

▲島井-△船戸戦は『角には角』の手が2回出ました。

Vk_25

▲6六角は、前述した△6四銀~△7五歩から攻められるのを防いでいます。放置するのは7七銀が使いにくくなります。

Vk_38

△3四角は、▲6五銀~▲7四銀の突進をけん制しています。

Vk_40

11時50分頃、上図の△6四銀が指されました。7四歩が浮いているのでヒヤッとしますが、▲7四角には△6七角成があります。

036
(将棋会館前のイチョウの並木は葉が深い緑色になっている。秋になると、道いっぱいに黄色いじゅうたんが広がる)

2txt43_2


北村女流3級の向かい飛車に真田女流二段は居飛車穴熊で対抗。図は11時頃の局面。北村女流3級が元気よく攻める展開だ。勝者は本戦入りが決まる本局。本戦入りは女流1級の資格に該当するため、北村女流3級は勝利すれば2級昇級が決まる。攻めて本戦切符と昇級をつかみ取ることができるか。

Dsc_0052
(手前が「銀沙」の▲北村女流3級-△真田女流二段戦)