▲西山奨励会1級-△千葉女流四段戦 地下鉄走る 後手の千葉女流四段は▲7三歩成とされると桂損だが、△2一飛と地下鉄を走らせ逆襲。△2五歩から△2六桂が厳しい攻めとなる。玉飛接近の形だが、玉頭を攻めるには心強い援軍だ。 (ここ数日、雨模様だった東京の空。今日は青空も見え始めた)
西山奨励会1級動く 互いに手が出しにくいと思われていたが14時35分頃、西山奨励会1級が▲7五歩と動いた。桂頭攻めだが、△同歩と応じられると、どうするのだろうか。歩があれば▲7四歩と打って桂得が見込めるが歩を入手する算段は立っているのだろうか。(仕掛けに踏み切った西山奨励会1級)
▲島井-△船戸 後手の切り返し 図は▲島井-△船戸戦。島井女流二段の快調な攻めが続いていると見られていましたが、ここに来て変調とも言える展開になってきました。船戸女流二段は取られそうだった桂馬を活用して金取り。飛車も当たっていて、先手も忙しくなってきました。 (船戸陽子女流二段)
▲北村女流3級-△真田女流二段戦 激しく戦う 飛燕で行われる▲西山奨励会1級-△千葉女流四段戦はじっくりした戦い。隣の銀沙で戦われている▲北村女流3級-△真田女流二段戦。北村女流3級が仕掛けて真田女流二段が反発。図の局面は先手が角と金の交換で駒損だが、6五まで桂が跳躍しているのをどう見るか。(激しい攻めでぶつかっていく北村女流3級)
関西書道部 14時、関西将棋会館4階がにぎやかになりました。今日は年に10回ほど行われている書道部の活動日です。 (書道部には棋士、女流棋士など、10名前後が参加している) 今日は展覧会に出展する作品や、16日(日)に若手棋士が中心になって開催されるイベント「西遊棋」(さいゆうき。申し込みは既に締め切られています)で販売する色紙などを書いています。 (大石直嗣六段) (4月にプロ入りした竹内雄悟四段は、書道部に入ったばかり) (先生が、リクエストに応じてお手本を書いてくれる) (畠山鎮七段)
▲西山奨励会1級-△千葉女流四段戦 じっくり戦う 図は△7三桂と左桂を活用した局面。4六銀と4四銀とどちらも玉側に銀を使っているので、なかなか手が出しにくい。動けば動かれる。局面を動かしていくのは西山奨励会1級か千葉女流四段か。(居飛車穴熊に組み上げ、じっくりとした展開にした千葉女流四段)
▲島井-△船戸 島井が攻め込む 図は▲島井-△船戸戦。昼食休憩明けから駒の交換が行われ、局面が大きく動きだしました。 現局面は攻め込んでいる島井女流二段がリードしていると見られています。先手玉は堅い銀冠で、すぐに寄せられることはありません。 (昼食休憩明け、厳しい表情で盤面を見つめる島井咲緒里女流二段)