図は11時30分頃の局面。
後手は△7六歩と取り込んで序盤の1歩損を解消しました。対して先手からは角を交換してから▲7四歩の桂頭攻めが見えるところですが、△6五桂と相手の駒を呼び込むだけに決断のいるところです。
(11時過ぎ、外は風がますます強くなって嵐の予感。午後には雨が降り出しそう)
※この写真の撮影には、PENTAX K-30を使用しております。
2013年6月19日 (水)
32手目、山田久女流三段が仕掛ける
対局開始前の様子
対局開始 横歩取り8五飛戦法へ
山田久美女流三段-伊奈川愛菓女流1級戦
2013年6月18日 (火)
石本アマ インタビュー
感想戦終了後、石本アマのインタビューを行いました。
―― まず、勝たれた感想をお聞かせください。
石本「あまり良くなかった局面もあったので、勝てて素直にうれしいです」
―― 攻め将棋だそうですが、本局では先攻されました。
石本「ちょっとやり損ねたかなと思っていました」
―― よくなったと思ったのはどのあたりでしょうか。
石本「▲6八歩(63手目)のあたりです。▲6三桂成△同銀▲5一角(71手目~)のところで勝ちになったかなと思いました」
―― 持ち時間が3時間と長くなりましたが。
石本「対局の前はどうなるかわからなかったのですが、やってみたらあっという間でした」
―― 本棋戦ではアマチュア選手が本戦に出るのは初めてです。本戦に向けての意気込みをお願いします。
石本「せっかくここまで来られたので、次もいい内容の将棋が指せたらと思います」
―― ありがとうございました。
感想戦
石本アマ、本戦進出
▲石本-△中村桃戦は95手で石本アマが勝ちました。終局は16時11分、消費時間は▲石本2時間21分、△中村2時間59分(持ち時間各3時間、チェスクロック使用)。
石本アマは本戦進出。リコー杯女流王座戦でアマチュアが本戦に進出するのは初めてです。
先手勝勢
局面は先手勝勢と言われています。このまま石本アマが勝ち切れば、第3期にして初めて、アマチュア選手が本戦に進出することになります。