2013年6月18日 (火)

感想戦終了後、石本アマのインタビューを行いました。

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(インタビューを受ける石本アマ)

―― まず、勝たれた感想をお聞かせください。

石本「あまり良くなかった局面もあったので、勝てて素直にうれしいです」

―― 攻め将棋だそうですが、本局では先攻されました。

石本「ちょっとやり損ねたかなと思っていました」

―― よくなったと思ったのはどのあたりでしょうか。

石本「▲6八歩(63手目)のあたりです。▲6三桂成△同銀▲5一角(71手目~)のところで勝ちになったかなと思いました」

―― 持ち時間が3時間と長くなりましたが。

石本「対局の前はどうなるかわからなかったのですが、やってみたらあっという間でした」

―― 本棋戦ではアマチュア選手が本戦に出るのは初めてです。本戦に向けての意気込みをお願いします。

石本「せっかくここまで来られたので、次もいい内容の将棋が指せたらと思います」

―― ありがとうございました。

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(感想戦には室谷由紀女流初段も加わった)

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▲石本-△中村桃戦は95手で石本アマが勝ちました。終局は16時11分、消費時間は▲石本2時間21分、△中村2時間59分(持ち時間各3時間、チェスクロック使用)。

石本アマは本戦進出。リコー杯女流王座戦でアマチュアが本戦に進出するのは初めてです。

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図の▲8四歩と指して、先手の石本アマに有望な局面になったのではないかと言われています。以下△8四同歩▲8三歩△同銀▲8四銀△同銀▲8三歩△同玉▲9五桂(参考図)となれば攻めが決まります。

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参考図より(1)△7二玉には▲8四飛。(2)△9四玉には▲8三角△9五玉▲9六飛△8五玉▲6一角成があります。

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(しのげるか、中村女流初段)

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図は石本アマが▲3三角成と桂馬を取った局面。

ここで△2六歩▲同銀△3五角▲同銀△5七飛成と進めばいいのですが、△2六歩には▲3八銀と引くのが好手になります。以下同様に△3五角▲同銀△5七飛成は▲2六飛と歩を払うことができます。

そこで、中村女流初段は△3五角と単に角を切りました。以下▲同歩△5七飛成と進んで双方に馬ができ、決戦に突入です。

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(再開直前、考える石本さくらアマ)

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石本アマはガツンと金をぶつけていきました。△4六同銀▲同飛に△4五金と打って飛車成りを受けるのは▲3三角成△同飛▲4五飛があります。

しかし棋士室では、4筋を受けずに△2五歩が指摘されています。止まっている角道を開けて戦えば、玉形に優る後手は全軍躍動となります。

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(昼食休憩時の盤面。48手目△4五銀まで)

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(棋士室に誰かが持ってきた古い『将棋世界』。1986年3月号)

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(誌上企画で、阿部隆・現八段と羽生善治・現三冠が対局)

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(関西将棋会館で行われ、当時の研修会員が見学している。矢倉規広・現六段と久保利明・現九段の姿がある)

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(懐かしそうに目を通す脇謙二八段。順位戦の表を見ながら「ここまでは7勝1敗やったのになぁ、終わってみれば……」)