図は17時15分頃の局面。67手目▲4四飛に△5二桂が好手で▲4六飛と引かせたところでは後手はっきり優勢と言われていました。そこで△3四角が控室の推奨手でしたが、本田女流二段は△8五歩▲同歩△同桂と激しく攻めます。この攻めがやや急ぎ過ぎで、先手にもチャンスが出てきたと言われています。
17時15分頃の控室。左奥には梅田望夫さんの姿も見える。
瀬川晶司五段も検討に参加。
17時20分頃、鈴木大介八段も来訪。
「後手が優勢ですが、先手にも相当チャンスがあります。もう互角に近いのではないでしょうか」(鈴木八段)
(八雲)