緩急 図で先手は一直線に攻めるなら▲2二飛も考えられました。しかし本譜は▲3五角。 本田女流二段は59手目▲7四歩から一貫して激しく攻めていましたが、▲3五角はペースを落として緩めた手に見えます。これが落ち着いた好手になるか、後手につけいる隙を与えた手になるか。本局のポイントとなる一手だったかもしれません。 (本田女流二段。緩急をつけた指し回しは功を奏するか) (牛蒡)